毎月、長崎市内各地区の振興課題等について当該地区の住民の皆様と意見交換し、その声をもとに課題解決に向けて県市と協議し、一歩ずつ成果を引き出すよう行動するため、私の政務調査活動として実践していくこととしていますが、今回は香焼地区で開催しました。
香焼も旧三和町、旧野母崎町等と同様に平成17年に長崎市に編入合併したまちですが、その合併時に合併後10年間に実施を求めるとして策定された市町村建設計画の着実な推進が求められています。
丹馬団地の建て替え、養護老人ホームの建て替え等がその内容の一部です。
また、香焼には旧炭坑跡地の広大な有休地がありますが、その利活用を図ることが住民から強く要望されています。
例えば、太陽光パネルの実証プラントの立地が出来ないか、三菱重工でも太陽光パネルの生産を行っていることから国の直轄事業や補助事業としての実施を望む者が出席者の皆さんから挙がりました。
さらに農商工連携により道の駅の整備ができないか、かつて具体的な検討作業が行政も加わってなされたが実現に至らなかったものの、地区の集客拠点として是非実現して欲しい、との意見も述べられました。
その他、地区住民の主体的な取り組みとして行われているチューリップ祭りをみんなで盛り上げていこうといったことや、子供たちを地域全体で守り育てていく活動をさらに広げていくためにはどうしたらいいか、といった意見も出されました。
香焼は三菱重工の長崎造船所が立地し、今後同所での大型客船が運造される予定であることなどから、長崎市内でも知名度の高い地区ですが、そこに暮らす人にとってはもっと地区の活力をつける種々の取り組みが求められている、といった意見が多かったように思います。
意見交換会の概要については
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