平成29年11月21日から24日まで、ベトナム・ハノイの国立農業大学人材開発提供センターが日本駐在事務所を長崎に設置するための調印や、ベトナム文化観光スポーツ省との東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンを長崎にするための協議等のためにベトナムを訪問しました。以下、概要を示します。
なお、長崎県が進めるアジア国際戦略に基づき、長崎とベトナム間のウインウインの関係になる具体的で実践的な交流の仕組みづくりを民間主体で進めるため、ベトナムの有力な財界人の協力のもとに、ベトナム政府機関等と精力的に協議を行っています。
双方に実益となる他の素材やシーズについて、ご承知の方は是非ご提案ください。
報 告 書 (概要)
1.ベトナム国立農業大学人材開発提供センター(協議)
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ベトナム国立農業大学の学生(日本語習得学科)及び卒業生を中心として、日本へ技能実習生及び留学生を現在以上に派遣するため、日本に同センターの総合事務所を長崎に設置する。
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同総合事務所の事務の一定割合を小林克敏県議、高比良元県議等が担う。
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来年3月に長崎で受け入れ機関(監理団体)とのセミナーを開催する。
2.バク ダン造成所
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溶接工30名程度を日本に技能実習生として派遣したい。
3.ベトナム国家スポーツ総局
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2020東京オリンピック・パラリピックのベトナムの事前キャンプ地(ホストタウン)として長崎県を考えている。競泳、陸上等7競技で1ヵ月程度。
受け入れにあたって、長崎県の担当部局と協議をしている。後押しをお願いしたい。
4.ベトナム文化観光スポーツ省
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ベトナムと長崎の交流促進のため、長崎の文化や歴史を紹介するTV放送の取材を行いたい。また、荒木総太郎とアニオー姫を題材にした映画の作成を考えている。長崎県庁と協議していきたいので、後押しをお願いしたい。
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また、来年3月に長崎でベトナムを紹介するイベントを開催したい。