長崎市内の岩永会計事務所が主宰するIG経営塾の主催で“和民”の代表者である渡辺美樹氏の“夢をかたちに”というテーマでの“渡辺美樹ライブ2012この長崎”という記念講演会がありました。
長崎市ブリックホール2000席の会場に約1800人程度が来場し、熱のこもった講演が約2時間半行われました。
一般入場者は2000円のチケット、大学生以下の学生は無料招待という参加呼びかけです。
ご案内のとおり、渡辺美樹氏は日本を代表する外食産業の雄としてあるだけでなく、老人福祉施設や高齢者への配食サービスを日本各地で展開する他、ベトナムの孤児たちのための学校を同国で多数開設するなど、日本の若年経営者トップ3に数えられる人物です。
それだけに自身の試練を乗り越えてきた実践に基づく説得力がある講話が“夢をかたちに“というテーマに中で見事に語られ、何か伝道者のプロフェッショナルといった感じまでしました。
同氏の講話に感動した人たちが多かったと思います。
ところで、そのライブの開会挨拶に私が指名され、多くの来場者の前で次のように語らせてもらったので紹介させていただきたいと思います。
「本日のライブのテーマは夢をかたちにということですが、吉田松陰の格言に”夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実践なし、実践なき者に成果なし、由に夢なき者に成果なし“という言葉があります。
また、かつて瀬戸内海に浮かぶ香川県の小さな島の町長が“将来は本州と四国を結ぶ大橋を架けたい”と言ったときに、これを聞いた人たちは“そんな夢みたいなことを言ってどうするか”と非難しましたが、これに対しその町長は平然として“人生全からく夢から始まる”といってのけたそうであります。
その後でご案内のとおり国の一大プロジェクトとして本四架橋が完成しました。
人の人生において、そして国の行く道の道筋においてさえ、いかに夢を持つことが大切かということを教えてくれる格言でありエピソードであると思います。…(中略)…」
「今日、色々な意味でわが国は迷走をしています。
かつてわが国の成長を支え、また国民の生活を支えてきた各種のシステムや仕組みが、制度疲労に陥らんとしていると言っても過言ではないと思います。
しかし、そうした時だからこそ、国民一人ひとりが夢を持つ、ビジョンを拓く、そして憧れを志しに変える、そうしたことが何より大切だと思います。」
こうした挨拶をさせていただきました。
印象に残った人が多かったという話しを聞きました。