9月26日、第17回の長崎元気塾を開催しました。参加者は約60名。
今回の第一部の講演は、NPO法人アウトリーチプロジェクト(本部熊本市)事務局長の村上健氏による「障害者の雇用拡大」です。
村上氏本人も視覚障害者ですが、20代に症状が発症し職も失い借金を抱える中で家庭内に引きこもり自ら死を覚悟したこともあったそうですが、奥さんの支えによって立ち直り、社会貢献活動を企業メセナとして実施しているフォーリフジャパンと出会い、福祉の仕事を手がけることになったとのことです。
障害があっても頑張れば夢を形にできる、生きがいをもって地域社会の中で雄々しく生きていける、そうした社会づくりを目指したい。
そのためには、障害者が安定的に継続して行える仕事を創ることが何より大事。
行政にお世話になるのではなく、汗を流し社会に役立っていることを自覚できる暮らしを実現させる、こうした理念をもって障害者の雇用確保を目的とするNPO法人アウトリーチプロジェクトの事務局長になられた。
先ず、手がけた仕事は、古紙やゴミを各家庭を回って集め、仕分けして古紙を販売する作業。当初は各家庭からの注文もなかったが徐々に浸透し、1トンの収集量が20トンになった。1トンいくらで売上げ、最低賃金を支払っており、障害者である従業員の定着率は90%を越えています。
その後、より付加価値の高い仕事をし収益を上げるため、エコ塗料を使用した加工品の塗布作業や営業販売により、省エネを目的とする事業及び天然国産楠の木を使用した芳香、防虫、防臭に優れた商品の製造販売の業務を開拓し、多方面で販路を作っています。
持続的な仕事をつくり雇用を拡げる。
障害者が自分で自分の生活を支える、
そのために自分として何ができるかを常に考えていきたい。
長崎でも展開して欲しい。
こうした話しを熱っぽく語ってくれました。
本当にバイタリティ溢れる人です。
第二部の会員によるスピーチは、先ず潟Eエルズライフ代表の岩永真児氏です。
従来、父親が理事長を努める、こころ医療福祉専門学校で事務を担当していましたが、独立して居宅介護支援事業所をつくり、今般宿泊型の有料老人ホームを建設することになりました。
トラバーユのきっかけは何か。
それは専門学校で知り合った学生達が、卒業後、資格を活かした仕事についてもなかなか定着せずにやめてしまう、あるいは取得した資格とは無関係な仕事に就いて給与の安い中で甘んじている。
そうした実態を見て、卒業後の学生たちと一緒にできる仕事をつくりたい。
その思いが自分として独立し、事業所を立ち上げたそうです。
楽しく生きる、そして利用者や職員が安全で安心できる仕事をすることをモットーに頑張っていきたいと、語ってくれました。
第二部のもう1人は、会員の山川忠義氏です。
これまで子どもたちのソフトボールの指導や、社会人のソフトボールチームの集合体である浦上リーグの事務局長、瓊浦高校の元PTA会長等、旺盛な社会活動を行っています。
長崎は今後、新たな地域振興への取り組みを通じて変わっていく兆しがある。
そういう中で元気な長崎にするために、それぞれが自分の立場の中で何ができるか考えていこう、という熱いメッセージを投げかけてくれました。
「長崎元気塾」はいろんな分野で実体験を通じて頑張っている人たちの話を聞き、会員相互に元気を触発することを目的とした自由参加の塾です。
参加費は無料で、わきあいあいとした塾です。
2カ月に一度開催しています。
次回は11月28日(水)19時〜、出島交流会館4階です。
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参加費は無料です。