古賀地区意見交換会の概要
平成24年8月19日   
古賀地区市民センター
(意見1)
国道34号と並行して東長崎と市布を結ぶ東長崎縦貫道路の整備計画があったが、古賀地区の区画整理事業が中止になったことで立ち消えとなった。
これに代わって、木材市場から松本商店付近まで幅員12メートルの都市計画街路の整備が長崎市によって計画されている。
しかしながら事業の進捗が不透明な状況になっているため促進を図ってもらいたい。
また、松本商店付近から市布までは、これに接続する形で国道34号の拡幅が予定されているものの、これについても計画概要が示されていないため、市の都市計画事業と併せて早期に着工するよう要請して欲しい。
(意見2)
船石地区と飯盛の田結を結び国道251号に接続する県道田結船石線は、重要な路線であるが幅員が狭く、カーブも多いため改良事業を実施してもらいたい。
船石地区は九州新幹線西九州ルートの建設ルートになっており、地区住民の協力が求められるが、新幹線の建設を機会として、地区の交通便益の改善に是非取組んでもらいたい。
(意見3)
九州新幹線の建設にあたって東長崎でトンネル2本が掘削される予定であると聞いているが、終末処理を含む排水対策を十分に行うよう要望しておきたい。
(意見4)
中里・船石地区の約300世帯は、テレビの難視聴地区になっている。
以前、高速道路の建設に併せて一部解消した例もあり、九州新幹線の建設に伴い中継局を設けるなど改善を図ってもらいたい。
(意見5)
八郎川の護岸に幅3メートルの管理用道路があり、約300メートルが舗装されている。
しかし、ガードレールなどの安全施設がないため、子どもや高齢者の転落など、非常に危惧される状況にある。
法面と道路の境が分からず河床もコンクリートになっているため、人命に関わる問題である。
何らかの対策が講じられるよう強く求めたい。
(意見6)
平木場地区に農業用溜池があり、以前、水利権を持っていた人たちが管理していたものの、現在、誰も管理していない。
かつて、大雨により法面が決壊したため、市が応急措置として土嚢を積んだり、一部コンクリートの打設を行ったが、その後放置され危険な状況が続いている。
是非、行政で安全対策を実施してもらいたい。
(意見7)
市民センター裏の市道は、子どもたちの通学路になっているが、幅員が狭隘で交通事故がいつ起きるとも限らない状況にある。
市民センター側に広げれば直ちに工事が出来るはずであり、市の取り組みを促進してもらいたい。
(意見8)
古賀駅からのJR利用者が多く、大半が駅までマイカーで通っているが、市道が狭く危険である。
この路線についても改良を願いたい。
(意見9)
東長崎地区は県営バスのバス料金が高く通勤・通学にも多額の経費負担になっている。
以前から、この料金問題は各方面で取り上げられているものの改善に結びつかない。
地区住民全体の願いだと思料されるので、何とか改善をしてもらいたい。
(比良から1)
国道34号の慢性的な渋滞解消策としてのバイパス整備や、現道拡幅については随分以前から、具体的な検討俎上に上がっているものの着工の見通しが定まっていないのが現実。
ひとつには市の土地区画整理事業の見直しがなされたことが原因で、随分と後倒しになってしまっている。
市は、新たに都市計画の街路事業として取組むということなので、県・市連携して計画の推進が図られるように努力したい。
国の直轄事業については、県として強く要望するよう執行部の取り組みを促したい。
(比良から2)
九州新幹線西九州ルートの建設にあたっては、古賀地区の皆さんの協力を得ることが不可欠であるし、新幹線の建設と併せてまちづくりを進めることは、行政として当然に取組むべき課題である。
道路整備等の要望については、具現化するよう強く求めていきたい。
(比良から3)
河川の管理用道路に工作物を設けることは、県の管理方針としてなかなか難しいが、状況が状況なだけに河川課と十分協議する。
(比良から4)
県営バスの料金の改善については、日見地区・矢上地区の意見交換会でも強く出されている。
これまで要望等がなされても改善が図られなかったのは、主張が何らかの機会での単発に終わっていることや、料金の改定だけを訴えていることが原因している。
県営バスの東長崎地区全体を運行する運営体制や、収支見通し等を全体的に議論し再構築する中で料金改定を考えないと進まない。
そのために、県の交通局や長崎バス・県・市等との継続した協議の場をつくりたい。
(比良から5)
本日いただいた要望等は、他の議員等にも力を貸してもらうよう協力を求めながら実現に向けて積極的に取組んでいきたい。
また、途中経過について皆様にお伝えし、再度意見交換等を行いたいのでよろしくお願いしたい。
以上