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伊王島地区の振興課題に関する意見交換会の概要
伊王島地区の振興課題に関する意見交換会の概要
平成24年3月11日
伊王島総合開発センター
(意見)
伊王島大橋の架橋により島内への入込客が増大し、いきおい駐車場不足の問題が生じている。
とりわけ釣客の駐車が多く、始発の旅客船に乗るために車で来ると既に一杯で止められないといったこともある。
そのため港湾管理者である県に野積み場、荷揚げ場としての用途を変更し駐車場としての活用が図られないか協議して欲しい。
有料駐車場であってもいいのではないか。
やすらぎ伊王島に来る客はホテルの駐車場に車を入れているが、個人で伊王島を散策する入込者が駐車場以外に無断で駐車しているケースも多く駐車場対策は急務である。
馬込教会を訪れる観光客のバスが道路を長時間占拠していることがある。
道路の反対側に漁港の砂浜があるが道路の隣接している箇所は草むらになっていることから、ここに車を止めることができるよう漁協の了解を求めたいのだが…。
夏の海水浴シーズンに伊王島灯台まで行く客が多いため、ガードマンが車輌進入の規制をしている。このため道路を利用する田尾地区の人たちで特にお年寄りは歩いて登り下りを強いられ、重労働を負っている。灯台の近傍に駐車場を設け住民の負担を軽減して欲しい。
伊王島大橋の架橋に伴い長崎(大波止)〜伊王島〜高島間の定期旅客船航路の維持存続がどうなるか島民の関心が高い。
架橋により島民のくらしの安全・安心や利便性は増したものの、市内中心部まで行くには航路の方が早いし、特にお年寄りなど交通弱者には船の方が便利である。
このため航路運航についての基本的な将来展望を示して欲しい。
また、コミュニティバスについては香焼の安保まで走らせてもらいたいという要望もある。
ニッテツの炭鉱跡地の活用策を県市で協議してもらいたい。
広大な有休地が港のそばにいつまでも放地されているのは島民としてしのびない。
駐車場不足ということもあり、一部駐車場として買収整備することも検討の俎上に挙げて欲しい。
市営アパートの中で1棟と2棟は老朽化が激しく耐用年数もきている。早急な建て替えを願いたい。
中心部の栄橋はタイコ状の構造であるため車から歩行者をよく確認できず事故が起きる可能性が高い。歩道橋を広げるなど安全対策を講じてもらいたい。
やすらぎ伊王島への宿泊客が多いが、交流人口が増えることが地域の活性化にどのように役立つのか、役立っているのかを島民が十分理解できるように県や市は広報活動や説明の場を設けてもらいたい。
国道499号の柳田交差点と江川交差点の間に伊王島・香焼方面と野母崎方面の車線区分が一見して分るような改良をしてもらいたい。
併せて香焼の入口部に伊王島方面への案内標識をもっと大きく掲示してもらいたい。
(比良から)
定期旅客船航路は国の補助航路としての取り扱いが廃止されたものの県・市で補助し当面従来通りの運航を確保するようにしているが、将来どの時点でどうするかといった協議はなされていない。利用者の推移を見極めながら検討する事になると思うが、その際維持存続について何が一番のメルクマールになるのか一定整理しておく必要がある。県市と詰める。
駐車場の確保対策については多々協議を進めたい。 かなり住民に不便を強いていることから実情を強く訴えていく。
ニッテツの所有地についてどういったことが可能か県の各部局と検討していく。
以上
たかひら元
政務調査事務所
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