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長崎県看護協会の皆さんとの意見交換会  (平成24年2月掲載)
長崎県看護協会の役員の皆さんとこれまで数回、意見交換会を行っています。
発端は、国の地域医療再生交付金を活用して、佐世保にある県立看護学校と佐世保市立の看護学校を統合するとともに、新たに県立の看護研修センターを設置しようという計画を進めることに関しての協議からです。

現在、県の看護学校は高卒の準看から医療を目指す人たちの受皿として夜学も開設していますが、新しい計画ではそもそも正看を養成する学校とし、夜学も廃止する予定です。この計画にはもちろん他の学校等との調整や役割分担等も必要になります。
また、これに対し医師会は準看の養成を求める声が強く、この計画には消極的な立場です。

しかしながら、看護協会の皆さんは看護士の資格が最短でとれること、高度な専門的知識を持った看護士の養成が必要であること、現在の準看から正看の資格をとるに際して、研修等の関係から夜学は困難であること等を理由に、一貫して今般の計画の推進を求めています。

そうであれば、我々議員の立場から他の学校等や医師会との調整を支援するなどして、看護協会の皆さんが主張するように今般の計画を推進してもよさそうなのですが、ここにそう簡単にはいかない事情があります。

それは看護協会の皆さんたちも多く加盟する看護連盟という政治団体が自民党ベッタリで、自民党の選挙の推進母体の中核のひとつともなっていることです。

ご案内のように、県議会においてはもともとの自民党が3つに割れ、そのうちのひとつが民主党を中心とする会派や無所属議員を中心とする会派と連携し連立会派を結成し、県政与党となっているわけです。しかしながら、自民党議員の方々に限れば、連立会派の方よりも非連立会派の方が多く、自民党県連の会長や幹事等執行部も国会議員を含め非連立会派の議員によって占められています。

こうしたこととから看護連盟は非連立会派の議員の側に立っています。このため、県議会で主導権を握る連立会派の自民党議員としては看護連盟に対する反発から、上述の看護協会の皆さんが推進しようとしている計画を後押しすることが困難な状況となっています。

政策の推進が党利党略に踊らされるようなことがあってはなりませんし、政争の具になるようなこともあってはなりません。
ですから、私としては、あくまで政策本位に考え、この問題について主導的役割を果たしていこうと思いますが、一方で看護連盟の執行部の皆さんにも現在の県議会の構図を認識いただくとともに、地方政治においては政党の違いは殆ど関係なく議員の個人の資質に負うところが大きいことを、したがって、できれば特定の政党だけを支援するのではなく、中立的立場で是々非々で対応していただくよう訴えていきたいと思います。

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