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亜熱帯植物園の見直し  (平成24年2月掲載)
長崎半島の突端、旧野母崎町に県立の亜熱帯植物園があります。
主として亜熱帯の緯度に生育する珍しい植物を栽培し、有料の観光施設として運営されています。

植物の他に子どもの遊具や広場、レストラン等を備え、眺望の素晴らしさと相まって、一定の存在価値を示しています。

この亜熱帯植物園の今後のあり方を検討するための有識者会議が、いま持たれています。
私がこれまでに有料の観光施設として運営するあり方を抜本的に見直すよう提言していたことを受けて、所管部により設置されました。

提言した理由は、
第一に、ピーク時、年間約123,000人あった入場者が年々減少し、昨年度は約41,000人にまでなり、今後も回復の見込みがないこと。
第二に、県内各地や県外から訪れる観光施設というより、主に市民が家族連れで遊ぶ、あるいは子どもたちが課外授業で訪れる施設として利用されていること。
即ち観光の目的地ではないということ。
第三に、市の野母崎振興公社に管理運営を委託しているものの、当該公社自体が赤字運営で、亜熱帯植物園の集客対策として独自の対策が講じられない他、利用料金収入が少なく運営費の大半が県からの補助金で賄われ、今後も補助金の増額が見込まれること。
第四に、同施設が地元の人たちの参加や利用に供されていないこと。
等からです。

私は亜熱帯植物園は用途目的を変更し、市民の憩いの場所として無料の集客施設とする。
そのうえで、植物を鑑賞のために育てるだけでなく、販売も行うことや地元の人たちによる地産地消の物販店などを設置し、場内で収益を上げる方策を講じる。
また、管理運営の委託先は地元の人たちを中心とするNPO法人を設置し、これに委ねる。
こうした内容に衣替えするために、所管を観光部局から都市計画課に移し総合公園としての位置づけにする。

こうした方策をとることが権現山公園等旧野母崎町にあるその他の名所との利用促進も図られることになると思いますが、地元の代表も入れた有識者会議の提言がどのようになるか、注視していきたいと思います。

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