県立長崎南高校の開校50周年式典があり、議会文教厚生委員会を代表して出席しました。
南高はそれまでの東高・西高に加え、長崎市内で3番目の普通高として設立され、第1回生は現在65才を迎えています。
設立から創設期は1学年600人を超える生徒がいましたが、現在は250人程度で少子社会がここでも明確に表れています。
南高のこれまでの歴史の中で多くの優秀な人材が輩出されていますが、校区の性格から長崎市内中心部の商業を担っている経済界の人たちが多いのが特長です。
威風堂々の歩みを感じます。
実は私は北高の卒業ですし、県庁にいた時も教育委員会で勤務した経験がないために他校のことは良く知らなかったのですが、こうして訪れそして校風や学校の歴史に触れると、何かしらその学校の意気込み、気合というものを感じ、生徒も先生たちもこつこつ頑張ってきたんだなという印象を覚えます。
教育にはその時代に合わせてカリキュラムや学科を再編していく、いわば流行のものと時代を超えて人間教育として、いわば不易なものとがありますが、南高の校舎や壁に掛かった教訓等を見て、我が国が確かに教育を大切にしているということを改めて感じました。
2年後はいよいよ北高の50周年です。南高に負けないよう立派な記念式典となる準備をしなければなりません。
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