改革21会派、自民党会派、新生ながさき会派の三会派による連立会派を結成し、県議会・県政改革や議員活動の活性化に向けた取り組みを鋭意行っていますが、結成し5ヶ月程度が経つことから、今般、原則として連立会派議員全員そろってのタウンミーティング(県政報告会と公聴会)を佐世保・大村・長崎の三会場で10月8日から10日迄の間、実施をいたしました。
先ず県政全般について、会場の参加者から質問・意見・要望等を提出していただき、議員がそれに答えるという方式でのいわば公聴会を実施しました。

会場からは、
・ 知的障害児者療養施設つくも苑の移転新築問題、
・ 石木ダム問題、
・ 板山トンネルの建設、
・ 認可外保育所への公的助成の拡充、
・ 大村市内の幹線道路の整備、
・ 大村駅のバリアフリー化、
・ 大村湾浄化対策、

・ 県立図書館の移転新築問題、
・ 被爆者援護対策の問題、
・ 県庁舎の移転新築問題、
・ 行政の効率化等の問題、
・ 有害鳥獣駆除対策、
・ 離島振興対策、
等、多様な意見や要望が提出されました。
次に、私の方から会場の皆さんに連立会派を結成した意義や、そのいわば旗印としての県議会・県政改革特別委員会の設置の意義と審査の進捗状況並びに県民の関心が高い「諫早湾干拓事業における入植者選定に関する調査特別委員会(通称「百条委員会」)の設置の意義等について説明をさせていただきました。
佐世保では約450人、大村は約400人、長崎は約800人の出席者がある中、2時間という予定時間があっという間に過ぎてしまう熱をおびた会議でした。
議員の半数がそろって過去、県政報告会・公聴会を実施した例がなく、今回の取り組みは議員・参加者ともに有意義ではなかったかと思います。
県民参加型議会を目指すうえでは、県内での移動県議会的な取り組みも必要です。
少なくとも連立会派においては、今回のようなタウンミーティングを各地で継続して開催していきたいと考えています。