第11回目となる「長崎元気塾」を9月29日、出島交流会館で開催しました。
出席者は55名。
今回は第一部を石塚孝副知事による「長崎県のアジア国際戦略」について講話をしていただき、第二部を村木昭一郎野母商船社長のコーディネートで「長崎上海航路の就航を長崎の活性化にどう活かすか」というテーマで会員間での意見交換を行いました。
石塚氏は、今後の本県のアジア国際戦略として「長崎・上海航路復活プロジェクト」「東アジア重点市場観光客誘致強化プロジェクト」「クルーズ客船受入拡大プロジェクト」「新規航空路線・国際チャーター便誘致プロジェクト」「県産品の東アジア輸出拡大プロジェクト」「対中国ビジネスサポート体制強化プロジェクト」「孫文・梅屋庄吉と長崎プロジェクト」「国際人材活用・育成プロジェクト」「アジアの環境問題への貢献プロジェクト」等のそれぞれについて多くの資料を用いて説明してくれました。
また村木昭一郎氏は長崎・上海航路の就航に伴う県民参加型政策パッケージとして、「おもてなしサポート事業」「動くパビリオンづくり」「通訳ガイド等の確保」「中国人観光客の利便性・快適性向上の仕掛けづくり」「船内備え付けフリーペーパー等の作成」「上海航路のPR支援」「県内のおすすめ周遊ルートの検討」「中国側旅行社への商品企画」「県内盛り上げキャンペーン」等について説明してくれました。
長崎・上海航路の就航は本県にとっていわば起死回生のチャンスとして捉え、県民の総力をあげて県内経済の活性化に向けて取組んで行こうという両者の熱気ある説明に参加者の多くが感銘しました。
次回の「長崎元気塾」は11月30日19時から長崎市内の出島交流会館4F会議室で行います。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。