比良元の政務調査活動として、毎月、長崎市内の各地区を巡回しながら、地区の住民代表等の皆さんと振興課題について意見交換会を開催していますが、その第4回目として9月19日に琴海地区で実施しました。
琴海地区は6年前、外海地区及び長崎市南部5地区とともに長崎市に編入合併しました。
合併のスケールメリットによる、行財政基盤の強化や公共投資の拡充等が期待されましたが、現在のところ他の合併地区同様、住民の受益は減り、負担は増え、合併効果は感じられないといった声が上がっています。
意見交換会でも合併によって住民の声が行政になかなか届かなくなった。行政センターの権限や裁量権がないために、市中心部の本庁まで度々行かなければならず、かえって不便になった等の意見が寄せられました。
また、幹線道路の整備や産業振興策、大村湾の水質浄化対策、交通弱者や不便地に住む住民への公共交通機関の確保等、多様な意見・要望がなされました。
これらについては、真摯に受け止め県や市と協議を重ね、できることから着実に実施し改善が図られるよう、私として努力してまいります。
また、協議の状況や途中の経過報告を併せて行っていく所存です。
意見交換会の概要については
こちら(PDF文書)をご覧ください。以下の写真はその際の会場風景です。