
コールセンターオフィスの模様

契約管理業務のオフィス模様

事業所内託児所の様子
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長崎市水辺の森公園に隣接してある建物、アリコジャパンをご存知の方は多いと思います。2006年に同施設が建設され、現在アリコジャパン単独で約1500名、AIGグル−プ全体で2400名を超える従業員を抱えています。
コ−ルセンタ−機能だけでなく、生命保険会社の中核業務である新契約の引受業務や保険契約の収納・保全・給付金業務など契約管理業務も所管し、保険業務全体を同社で一括処理しています。
アリコジャパン日本代表の平野哲氏は長崎に立地した理由として、長崎人のホスピタリティや優秀な人財となる原石を育てる環境、行政の理解が背景にあったとコメントしています。
オフィスの中に入ると、まさに女性の城という感じですが、コ−ルセンタ−のオペレ−ションル−ムにしても契約管理業務の仕事場にしても、沢山の従業員の方がおられますが、整然として機能的でシステム管理もよく考えられながらの快適な職場環境でした。
江戸町にあるどこかの仕事場と違って、従業員一人当たりの占有面積も広くパソコン処理によるペ−パ−レス化も徹底し、また、労務管理も行き届いています。
従業員の大半は長崎市・長与町・時津町・諫早市の出身者で、県内の大学・高校の卒業生です。もしこの企業がなかったら、これだけの従業員の採用がどうなっていただろうかと思うと、アリコの立地は大変に有難いと思います。
女性が大半ということもあって、事務所の中には託児所もあって現在52名の子どもたちを保育しています。
アリコジャパンの国内での拠点のひとつということで今後の事業拡張も一定視野にあるようでしたので、長崎市内での立地が仮に困難であれば、県内には適地がまだまだありますよとお願いをしてきました。
今度、ANAの子会社のコ−ルセンタ−が同じく長崎市内の神の島に立地しますが、県内には民間の事務系職場が少ないだけに製造業と併せて、これ程の企業誘致もより積極的に行っていかなければなりません。