ふるさと長崎を活性化する方策を仲間とともに学び、夢を語り合い、自分自身と長崎を元気にしていくために情報発信することを目的とした「長崎元気塾」の第2回の集いを行いました。
参加者は49人。高齢者から学生まで、男女・職業を問わずいろんな人のオ−プン参加です。
今回のメインテ−マは「長崎を元気にするために」と題した、ながさき地域政策研究所の常務理事・菊森淳文氏の講演と、会員からの発言として、谷川芳樹氏の「地球温暖化と長崎」の発表です。
元気塾の発足が間もないため、第1回の藤井長崎県副知事による「長崎県の活性化に向けて」と題した講話に引き続き、先ずは県全体の振興の基本的な課題と対策のアウトラインについて共通認識するため、今回も県勢概論として菊森氏に講話をしていただきました。
菊森氏は、各種の経済指標を用いながら長崎県の経済状況と問題点並びにこのままで将来推移する場合の本県の姿等を解説したうえで、本県振興の基本戦略として、物産振興、観光振興、地場産業の振興と企業誘致の3つの柱を述べるとともに、プロジェクトによる地域づくりの方策や住民団体と行政による協働のまちづくりの重要性を力説しました。
また、これらを担っていくための人材育成の戦略・戦術についてもいろいろな示唆を与えてくれました。
谷川氏は、現在の世界主要国の温室効果ガスの発生状況と地球温暖化に伴う自然災害等の実例をあげながら、このままでは海面上昇により長崎市の長崎駅周辺の冠水の可能性を指摘し、こうした科学的な将来予測をもとに、県庁舎の建設問題をはじめ、長崎市の臨港部・中心部の都市整備のあり方を検討すべきであると訴えられました。
引き続き、会員による私の主張コ−ナでは、結婚相談所シンパシ-勤務の若杉亜希子さんが、同相談所の活動内容についてユ−モアを交え楽しく語ってくれました。
集いに引き続いて第2部の交流会では、参加者それぞれに自己PRや最近のわくわくした出来事や思いを語り、午後11時に散会しました。
講師による講話の資料はとても有用な物ですし、参加者もそれぞれが各コ−ナ−に応じて声をあげていくことで会の一体感が生まれ、次回開催への期待を持っていただくことをとても嬉しく思います。
次回は、講師による講話と質疑のコ−ナ−の受け持ちは、九州教具且ミ長の船橋修一さん、会員による提言・問題提起と質疑のコ−ナ−は長崎市議の平戸トキ子さん、私の主張コ−ナ−は潟}ッシュカンパニー社長の入江巨之さんです。
皆さんも是非参加されませんか。
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