
毎年全国で開催されている全国育樹祭が10月4日雲仙市国見町の百花台公園で皇太子殿下ご臨席のもと約7500人の参加者を得て盛大に開催され、私も出席いたしました。
全国育樹祭は、国民一人ひとりが森林に学び、森林の恵みや森林づくりに努力している人々に感謝し森林作りと木を活かす行動を拡げ、豊かな森林を子どもたちへ引継ぎ、緑あふれる美しい郷土をつくりあげていく気運を醸成する目的で毎年開催県を変え実施されています。
式典に先立ち各来賓は自分の名前が立てられたウンゼンヒノキの前で施肥を行い、私もその作業を行いました。
また皇太子殿下は、平成2年に天皇、皇后両陛下が全国植樹祭時に植えられ、約8メートルに成長したウンゼンヒノキの枝打ちをされました。
式典では緑の少年団の活動発表や緑化功労者の表彰等と併せて、皇太子殿下が、「大切な緑を全国に広め、未来へ引き継いでいこう」とのお言葉を述べられ、次の大会宣言を採択しました。
- 地球温暖化防止に向け、森林の整備や木材の積極的な利活用など循環型社会の実現を目指した取り組みを推進する。
- 国民生活に限りない恩恵をもたらす森林の多面的な機能を発揮するため、国民参加の森林作りを一層推進する。
- 美しい森林が守り育てられ、未来へと引き継がれるよう将来の森林作りを担う青少年の育成に一層努力する。