
全国献血運動推進大会が日本赤十字社名誉副総裁の皇太子殿下のご臨席のもと、佐世保市のアルカス佐世保で開催され、私も出席しました。
この大会は国民に献血への理解と協力を呼びかけるため毎年全国持ち回りで開催されているものです。
大会では献血推進運動の発展に顕著な功績のあった団体や血液事業の発展に関し顕著な学術的研究実績のあった個人及び献血推進者などに対する表彰等が行なわれた後、皇太子殿下が「医療の需要に応えるためこれまで500万人の国民が400ミリ献血や成分献血などに協力され、120万人の患者の命が救われたことは歓びにたえない。少子高齢社会の中で輸血需要が高まることから、若者の間でさらに関心を高め献血の重要性について理解が一層深まることを祈念する」とのお言葉が述べられました。
引き続き、佐世保市の朝山さおりさんと長崎市の光武綾さんから輸血で命が助かったこと等の貴重な体験発表があり無事式典を成功裡のうちに終了しました。
尚、皇太子殿下はこの大会に先立ち三川内焼きの作業工程を見学されるとともに式後は大村の医療センターを訪問され帰路につかれました。