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ブラジル移民百周年記念式祭典にて
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ブラジル移民開拓先没者慰霊碑の前で
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南米ブラジルへの第一次の移民が笠戸丸に乗船し、ブラジルサントス港に上陸してから100年を記念し、サンパウロの市あげて開催される公式式祭典等に本県代表として出席するため、公式訪問団の一員として6月16日から25日までブラジル・アルゼンチン等を訪問しました。
わが国全体の訪問団は、皇太子殿下を筆頭に海上自衛隊や各県代表団、イベント参加者の民間団体等多数にのぼりますが、本県の公式訪問団としては、立石副知事を団長に、三好県議会議長他県議団計7名と一ノ瀬町村会々長、それに随行の県職員4名という構成で訪問しました。中部国際空港からアラブ首長国連邦のドバイで乗り継ぎ片道トランジットで合計約30時間の長旅です。
行きは飛行機の運行時刻の関係もあり、ドバイで一泊し、総領事やジェトロの支店長のドバイの経済発展についての話を伺うとともに、国内の都市建設についての大変なエネルギーを目の当たりしました。
ドバイはいわゆるオイルマネーで潤っているのではなく人・物の世界の中継地として、また、世界中の投機マネーの対象としての経済戦略のもとに目覚しい経済発展を遂げています。
アルゼンチンのブエノスアイレスでは、本県の在亜県人会の人たちとの交流会が行われました。
人数的にはブラジルの比ではありませんが、同じように入植し農業経営から始める人たちを中心としてブエノスアイレスで社会的に確固たる役割を果たしています。
ブラジルでは、わが国からの移住者及びその子孫(6世までいます)合計150万人がブラジル社会経済の中で確固たる地位を占めています。
サンパウロ州人口の1%を日系人が占めますが、ブエノスアイレスの大学の学生は15%が日系人で、日系人がいかに活躍されているかを象徴しています。
当初の入植後は、アマゾン川流域のコーヒー園での下働きから出発をし、大変な苦労と努力の積み重ねの結果、ブラジル社会の発展に欠かせない存在となっています。
本県からの移住者は、全国の都道府県の中で4番目に多く約4,000人の皆さんがおられます。
100周年を機に新たな交流の発展の仕掛けづくりをしていかなければなりません。
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ドバイに建設中の世界一の超高層ビル(800m) |
アルゼンチン堀川農園の現地スタッフの一部 |
駐ブラジル大使との名刺交換 |
アルゼンチンの在亜県人会の皆さんとの懇親会 |
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皇太子殿下ご臨席のブラジル移民百周年記念式典 |
ブラジル移民百周年記念碑の前で |
在ブラジル県中央45周年記念式典にて |
ブラジル移民の成功者の一人 貞方ブラジルヤクルト社長(中央)と |