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11月20日 諫早湾干拓事業の完工
防災と優良農地造成を目的とした国営諫早湾干拓事業が完工式を迎えました。
事業着手から21年。長崎大干拓構想から半世紀を越えた巨大公共事業は本年度で完了し、来春から営農が始まります。
諫早市内のホテルであった完工式で、九州農政局長は「大規模で平坦な農地を生かし、環境保全のモデルとなる先進的農業が展開されることを期待する」と述べ、金子知事は「幾多の困難を乗り越え、歴史の1ページに立ち会うことができて感無量。防災機能は確実に効果を発揮している。広大な干拓と海域を失ったことを決して忘れず、苦渋の決断を下した地域住民や漁業者に心からお礼をいいたい。」と語りました。

完工式に先立って行われた耕起始め式ではトラクター6台が地面を耕しました。

一方、諫早湾には有明海沿岸4県の漁船約50隻が集結し、有明海SOSと書いた横断幕を掲げ抗議、式典会場周辺でも環境団体が宝の海を返せとシュプレッヒコールを繰り返しました。

諫干事業は1952年、長崎大干拓構想に始まり長崎南部地域総合開発事業を経て、86年、現在の防災総合干拓として事業に着手、2000年に表面化したノリ色落ち被害をきっかけに漁業者の大規模な抗議活動に発展し、工事中断や規模縮小など迷走を続けました。
既に主要工事は完了し、県農業振興公社が約51億円で造成農地を取得し来年4月から営農者にリースします。総事業費は着手当初の約1,350億円から約2,533億円に膨らみました。
諫早湾干拓事業は完了しましたが、しかしその成果が問われるのは、今後の営農の内容と有明海の環境変化を見守る調査研究並びに水質保全対策如何であり、国・県においてはその責任の重さを改めてかみしめていかなければなりません。

写真1

テープカット

写真2

トラクターによる耕起始め

写真3

詰めかけた報道陣

写真4

完工式知事挨拶


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