T・G・Fの元代表である谷川喜一氏(谷川弥一衆議院議員の長男)と元役員である谷川富貴氏(金子原二郎前長崎県知事の長女で谷川喜一氏の奥さん)、T・G・Fの現代表である小柳険一氏(谷川弥一氏の叔父)、田丸加代子氏(谷川弥一氏の娘で谷川喜一氏の姉)の4人に対して証人尋問をするため出頭要請をしていますが、いずれも正当な理由なく出席を拒否し続けています。
このため、議会本会議での議決を得て地方自治法違反容疑で長崎地方検察庁に告訴していますが、谷川富貴氏と田丸加代子氏は過去2回、谷川貴一氏と小柳険一氏は過去1回ですが、更に議会本会議後の百条委員会にも出席を拒否しているため、これについても告訴することを委員会として決定していますが、こうした議会の決定を無視するかのように、T・G・Fの最高責任者の人たちがいわば県民から逃亡するような行為を許すことができません。
一方、食と農支援事業という県単独の補助事業に関してT・G・Fの諫干への入植がらみで新たな問題が浮上し、この件に関する証人尋問等による審査が行なわれています。
大村で立派な農業経営を行っている農業生産法人が食と農支援事業による補助申請を行ったところ、申請内容を評価する専門家の第三者委員会や県庁農林部として補助金の交付決定をしたにも関わらず、年度末間近に、当時の金子知事の一声で逆転し、不採決になってしまったという内容です。
当時T・G・Fが諫干の入植を勝ち得るための手続きとして最終段階にある中で、当該大村の農業生産法人の代表がT・G・Fに積極的に協力しなかったということが金子前知事の反感を買い、そのことが通常あり得ないような行政の対応につながったのではないかという疑惑です。
いずれにせよ、いよいよ問題の核心に迫りつつあります。
今後とも公正かつ客観的に審査を行なってまいりますが、審査の進捗に対して関心をもっていただきますようお願いいたします。
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