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百条委員会について(その2) (平成24年2月掲載)
百条委員会(諫早湾干拓入植地の決定手続の適正に関する調査特別委員会)の進捗について、概要を記します。

これまで特にTGFをはじめ入植地の借受申込者に対する県農業振興公社が行った営農計画等に関する審査及び評価点数のつけ方が客観的かつ合理的に行われたかということについて集中審査をしてきました。

併せてTGFが申請した大村市農業委員会に対する農業生産法人としての認証と農地(大村市草場)の借り上げの承認並びに大村市に対する認定農業者についての認可の問題についても審査をしてまいりました。

その結果、途中経過ではありますが、TGFに対して通常考えられないような、また、TGFの入植を行政の担当者がまさに後押しするような事実が明らかにされました。

申請から2日後には申請を認める行政処分が行われたことや、農業生産法人としての農業経営の実体が殆どないのに、これを看過してきたこと、更には、TGFや谷川建設の担当者に入植者を審査する立場にあった行政の担当者が入殖に関して特段の指導助言をしていたことや他者に対して営農指導等の助力を求めてきたことなど、次々と露呈してきています。

これらに加え、前回はTGFの当初の社長であり、谷川代議士の子息である谷川貴一氏他TGF及び谷川建設の担当者等を証人として招致し、入植申請等についての経緯やTGFの経営実態等について喚問しました。

その結果、谷川貴一氏は自身が全く農作業に従事したことがなく、また、従事しようとすることもなかったにもかかわらず、自身が役員として農作業に従事するという申請書を認めてきたことが明らかになりました。
これは入植の審査の前提となる重大な事実を曲げたものとして、審査結果の取り消しにも該当するような重大な問題として受け止めています。

かなり厳しい審査が続いていますが、今後、いよいよ大きな山場を迎えていきます。
個人情報に留意しながら、可能な範囲で今後もお知らせしていきます。

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