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県立図書館問題について (平成24年1月掲載)
県立図書館の移転新築問題が議会の本会議や委員会での質疑の他、長崎市と大村市の双方からの陳情合戦として熱っぽく行われています。

現在の県立図書館は戦後長崎市の国際文化都市建設構想等を受け、長崎市内の立山に建設されましたが、施設の老朽化や狭隘化に加え、耐震性もなく、蔵書の保管スペースも満杯であるため、建て替えが早くから論議されてきました。

しかし金子知事の一期目に県立歴史博物館と県立美術館の建設が優先され、県立図書館については長崎市の市立図書館建設計画の進捗との関係もあって、棚上げの状況に置かれていました。

しかしながら老朽化もいよいよ顕著になった昨今、改めて移転新築論議が本格化し、専門の検討委員会が設置される中で、県立図書館としてあるべき姿や役割・機能等の論議から移転新築の適地についても具体的に検討されるようになりました。

ここにきて、大村市が素早く市内への誘致に名乗りを上げ、陳情活動を反復する一方、長崎市も他市への移転を懸念して除々に市内での建設についての陳情活動や世論喚起に動いてきました。
こうした背景も手伝って、議会本会議での一般質問や文教厚生委員会での質疑が繰り返し行なわれるようになり、やはり我田引水が如く、それぞれの議員の選挙区に立った発言が終始しています。

こうした動きの中で、教育委員会としては事業年度中に移転新築の場所を決定し、着工に向けての準備にとりかかることを表明しました。
本来はもっと早く発表したかったのでしょうが、議会内部での意見の相違に配慮して、発表時期を遅らせてきた感があります。

私はもとより、長崎市内にあってこそ、県立図書館の二次図書館としての本来的な役割が最も果たせると主張してはばからない立場ですが、長崎市内に県立の施設が集中していることをもって、反対する議員も沢山いることは事実です。

こうした状況の中では、意義や役割など本論に立ち帰った議論こそが優先されるべきだと思いますが、本筋論ばかりでは通らないということもあります。

さてさて県議会の政権与党の政調会長としてはどうでるか、色々と思案をめぐらしています。

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