第2回百条委員会が開催され、大学発ベンチャー創出事業1億円枠を制度設計した当時の関係者や、バイオラボ社への投資を実行した関係者、並びにバイオラボ社の採択審査を行なった審査委員等を参考人として招致し、バイオラボ社の事業展開のスタート時の県や財団の対応について審査しました。
その中で、審査会の委員からは、「選定にあたって、バイオラボ社に投資をするにあって多々条件を附したが、その履行や取り扱いについては県の判断と責任で行なうべきものである。」との陳述や、当時の財団の関係者からは「2006年3月、バイオラボ社が多額の投資をして本社ビルを新築した際、会社運営に危機を感じたが何とかなると判断した。結果的に間違っていた。」とし、県や財団の責任を認める陳述がなされました。
次回(2月23日)は、再度立ち上げ時の県、財団の職員を参考人として招致し問題点を究明していきます。
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2月14日付=長崎新聞 |