第5回県庁舎整備特別委員会において、自民党会派議員から今後、建設場所を魚市跡地に絞って議論すべきだとの提案があり、その取扱いについて委員同士での白熱した議論が行われました。
提案は知事が諮問した民間の県庁舎整備懇話会が魚市跡地に県庁を移転新築することが適当だという最終報告がなされたとを理由に、議会も一気にその流れに向かっていくことを企図してなされたものです。
私は「魚市跡地を前提に議論をすることは、他の必要な議論を排除してしまうことに他ならないこと。」、また、「まだ議論が収れんされておらず経済危機の中での政策判断やまちづくりの観点も議論したうえで対応すべきであること。」等を主張し、反対の立場で縷々意見を述べました。
その結果、「長崎魚市跡地を絶対とするわけではない。」、「多角的な議論を今後も行う。」との確認を得ました。
しかしながら、特別委員会の委員の大勢は魚市跡地での新庁舎の建設に向かっています。
|
|
2月13日付=長崎新聞 |
2月13日付=毎日新聞 |