今回の県庁舎整備特別委員会の審議の議題は、建設場所と庁舎として備えるべき機能についてということでしたが、私や他の委員からの指摘のもと、移転新設した場合の現在地の跡地対策の問題が集中的に論議されました。
金子知事は、移転新設ということが決定されたら、跡地対策についての計画づくりを長崎市とともに協議しながら策定すると述べていますが、そのスケジュールや庁舎の移転新設の時期と跡地整備の時期との関係等、具体的なことは何も表明していません。
勿論、その点の問題もありますが、私は跡地対策の内容如何は庁舎の移転新設の適否の判断材料ともなるべきものであり、知事の考え方の先後関係が間違っていると主張しています。
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毎日新聞=1月14日付 |