知事が提案した長崎市立病院と日赤原爆病院の再編統合問題について長崎市からの県の提案内容についての質問にどのように答えるか。それを評価、審査する委員会が開催されました。
委員の中からは、より優れた高機能病院を設置するためには県の提示案が優れていることから長崎市のこれまでの経過は経過としながら、県案の方向で更に検討すべきだとする意見も述べられました。
しかし私は、より高次の機能を持った病院を設置することや、臨床医にとって魅力ある病院として内容を充実させることについては望むものであるものの、県が提案する市民病院と原爆病院の統合、原爆病院を指定管理者とすること、新病院の建設場所をJR長崎駅裏とすることの3点セットでの長崎市側において現実的な受け入れ策とはなり得ないことを主張しました。
今後、住民の要望により応え得る病院の高機能化について、県市の協議と各々の役割分担と連携が望まれます。
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長崎新聞=1月25日付 |