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10月10日〜12日 県議会改革21会派の県内視察研修 (平成19年11月掲載)
改革21会派で国境の島・対馬への県内視察を行いました。
 対馬は、先の市町村合併により6ヶ町が対馬市一市になっています。人口は昭和35年のピーク時では69,556人居ましたが、平成17年の国勢調査では38,481人とピーク時の55.3%にまで減少しています。また、高齢化率も県内平均の22.6%より高く26.2%となっています。基幹産業は水産業で平成17年の総生産量は、22,758トン、県生産額の50%を占めるイカ釣りを中心にブリ、ヨコワ等の釣り漁業、また、全島地先で定置網漁業や採介藻漁業が行われており、浅茅湾では真珠養殖や魚類養殖が盛んです。また、特長的なことは、近年、比田勝〜釜山、厳原〜釜山のジェットフォイ―ルの就航や団体観光ビザ発行手続きの簡素化等により韓国からの入込み客数が増加し、地域経済の振興に一役買っております。
 今回は、美津島漁協のまぐろ養殖の実体調査、県水産業改良普及センターの活動状況、対馬森林組合の木材共販所、対馬野生生物保護センター、県対馬地方局等を視察し、現場での説明を受けるとともに、それぞれの課題等について意見交換を行いました。
 県庁時代にも対馬には何度も出張で訪れ、実体や地域振興の課題は、十分承知しておりますが、久し振りに訪れた中での感想としては、次のとおりです。

1. 離島振興事業により国道整備他ハードの基盤整備についてはかなり進捗しているものの漁業の大型冷凍庫や製氷工場等水産振興の基幹設備が整備されていないこと。
2. 基本的な流通システムが十分でないこと。
3. 韓国との交流の拡大により対馬の地域振興をさらに強制化させる方策をより講じていく必要があること。
4. 林産材を住宅資材と以外の用途で活用する方策を拡充すること。
5. 地域のシビルミニマムを維持していく独自の地域運営システムを構築していく必要があること。

等について、施策や事業の立案に取組んでまいりたいと考えています。

写真1

美津島漁協のまぐろ養殖

写真2

美津島漁協事務所前で

写真3

県対馬地方局での意見交換

写真4

県対馬地方局での意見交換

写真5

対馬森林組合共販所にて

写真6

対馬野生生物保護センター

写真7

対馬野生生物保護センター


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