6月27・28日の2日間にわたり、政策企画部、総務部、地域振興部、防災危機管理監、出納局、県警本部、各種委員会等を所管する県議会総務委員会が開催されました。
予算等の議案審議と併せて各部の所管業務について、質疑が行われる中、県警本部に対しては、伊藤前長崎市長の銃撃事件に関して、県警が事前に実行犯の動きについて情報が寄せられていたものの具体的な未然防止策が講じられなかったことについて審議が集中しました。
この中で通報を得た長崎警察署署員が「通報には緊急性がなかったとの判断で上司に報告しなかった」との県警の説明に対し、私は、「城尾容疑者は、暴力団幹部で県警は警戒対象だったことを認めている。県民や被害者からみればなぜ未然に防止できなかったかとの思いは強い」と対応を疑問視しました。
また、三好県議会議長の就任祝賀会に暴力団と関係の深い人物が出席していた問題を受け、暴力団などに関する県警の情報提供の必要性や行政対象暴力など暴力追放に向けた具体的な対策を求める意見が上がりました。
この中で、私は、「これまでと何か違うのか具体的に見えてこない。新たに何に取り組み、どんな効果が出るのかを明示しなければ県民は納得しない」と注文をつけました。
2007年6月28日 長崎新聞より
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2007年6月28日 長崎新聞より
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2007年6月28日 毎日新聞より
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2007年6月29日 長崎新聞より
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