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民主党離党と県議会での立ち位置 (平成24年12月掲載)

 ご報告が遅くなりましたが、私は今般民主党を離党し、離党届は受理されました。
 三和町長に就任して以来、故西岡代議士とのご縁で民主党に籍を置き、自分の選挙も民主党公認として戦って参りましたが、西岡先生のご逝去や民主党政権の物足りなさに加えて、民主党公認であっても他の民主党候補者と違って、自分の選挙では同党からの具体的な支援がないまま、自分一人で戦ってきたという実体、さらには後援会の皆さんから民主党からの離党を強く求められていた等々の種々の経緯から離党を決意しました。

 また、その決意にいたる契機としては、日本維新の会との連携の模索を行うに際し、自分の立ち位置を明確にしなければならないといったことにもあります。

 私は、地方自治の発展に自分の政治生命をかける人間として、現在のような中央集権型の国の統括制度と、行政が公共サービスについて全て財政出動を伴うという仕組みでは、遠からず地方自治体の運営は破綻してしまう。ですから、現在の制度を根っこから改革しなければならないという信念であり、そのために同志を募る意味で長崎維新の会という自分の政治団体を設立していました。

 そこに、橋本氏を代表とする大阪維新の会が情報を知り、私との間で協力団体としての連携のアプローチをしてまいりました。
 私としては、大阪維新の会の維新八策の第一に掲げる地方自治の改革の主張と共鳴するものがあり、同会の招きに応じ協力団体としての協定締結に向け前向きに検討することにいたしました。

 この時点で自分の旗色を明らかにするため、前述の思いから民主党への離党届けを提出した次第です。

 しかし、大阪維新の会、いや衆議院選挙を前にして、日本維新の会としての政党がつくられていましたが、同会との協議において協力団体としての締結に際しては、同会で選定擁立する衆議院選挙の候補者を自分たちの負担で、全面支援することが前提だという申し入れがありました。
 こちらとしても、日本維新の会を応援する気持ちはありますが、長崎には長崎の事情や背景があり、選挙となれば勝てる候補者を立てたうえで、身を削って戦っていかなければなりません。
 そのために同じ県議仲間や元県議も含め、私なりに長崎としての力を結集する段取りをし、日本維新の会にその旨を申し入れましたが、日本維新の会としては先程述べたように、あくまで自分たちが、自らに選択した候補を全面支援してもらわなければならないという主張のもとに、私の要請は聞き入れてもらえませんでした。

 何も、日本維新の会に、ないものねだりをしたわけではありません。
 どうやったら選挙に勝てるか、むしろ腐心をしたものです。
 しかし、そうした協議の結果、私としては受け入れることが出来ず連携を見送ることにしました。
 結局日本維新の会は長崎県内のいずれの選挙区でも今般の選挙において、候補者を立てることは出来ませんでした。

 こうした経緯がある中で、私は今、政党政治から一線を画した純粋の無所属という立場にあります。
 日本維新の会との連携を模索する過程において、私が、日本維新の会から今回の衆院選に出馬するのではないか、それをねらっているのではないかという憶測が流れたことも承知しておりますが、私は長崎にあって長崎の発展のために全力を傾注することを、自分の政治生命の第一義とする人間です。
 自ら国政への転身など考える人間ではありません。

 幸いにといいますか、政党においては無所属となりましたが、県議会内において私のこれまでの立場である連立会派の政調会長としての立場には何ら変わるものではありません。

 今回の民主党離党により、政調会長としての仕事はむしろやり易くなったと思っています。

以上が、この間の顛末です。この件に関連した新聞記事についてはこちらをご覧ください。

長崎の諸課題の解決のために全力を傾注する。
繰り返しになり恐縮ですが、それが私に課せられた使命だと認識しています。
皆様には今後ともご指導・ご鞭撻をお願い申し上げる次第であります。

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