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県亜熱帯植物園の運営方法の見直しについての提言 (平成24年9月掲載)

 亜熱帯植物園は、平成10年にリニュアルオープンした効果で、過去最高の12万人の入場者がありました。ところが、その後は右肩下がりの一方で、現在はピーク時の3分の1、約4万人にまで減少しています。
 また、県外からの来園者は入園者全体の約2割にとどまっている状況です。

 収支はどうかというと、平成18年度から22年度の5年間で、単年度収入は2800万円から3800万円、支出は8100万円から9000万円。したがって、毎年度、県の負担金として5200万円前後の支出を余儀なくされています。

 この亜熱帯植物園は現在、県の観光施設としての位置づけであり、入場料収入で諸経費を賄うという基本的な枠組みで運営されているわけですが、現状は只今述べたとおりです。

 このため昨年度、亜熱帯植物園のあり方に関する調査検討委員会において現状を多角的に分析した結果、観光施設としての役割を果たしていないと明確に断じています。また、県民へのアンケート調査でも同様の結果が出されています。
 一方、県民の憩いの場所としての役割はどうかというと、一定程度果たしているという評価を得ています。

 その通りだと思います。

 このことをベースとして、この際、運営のあり方を先送りせず抜本的に見直すことを、私として以下のように提言しております。

  第一 園の性格を観光施設ということではなく県民の憩いの場とする。
  第二 多様な貴重な植物が売りなわけであるから、単に憩いの場ではなく生涯学習の場とする。
  第三 入場料の徴収をやめ、園内で収入をあげる仕組みに変える。例えば、
       − 地元産品を販売する
       − 市民農園・果樹園として貸し出す
       − 花苗の生産をして販売する
       − キャンプやバーベキューやイベント広場として貸し出す
      等、色々考えられると思う。
  第四 生涯学習施設とするときは、近くの廃校になった脇岬小学校を宿舎として活用し、
     園との一体的な運営を行う。

 等々であります。先般既に、観光課長や生涯学習課長、指定管理者である野母崎新興公社の理事長、地元住民代表などと一緒に現地の確認もしてきました。

 是非、この際、時を置かず、只今申し上げたことも視野に入れて関係部署で積極的に協議し、年度末までには結論を出すというぐらいのことで取組んでもらうよう、汗をかいてまいります。

 皆様におかれましても、運営方法についてのアイデアを多数提案していただき、またご支援・ご声援をくださることにより、亜熱帯植物園の運営改善をバックアップしていただくようお願いいたします。

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