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島原特別支援学校南串山分教室に高等部の設置を求める請願 (平成24年8月掲載)

 先の文教厚生委員会において掲題の請願がなされました。
 請願者は南串山分校の中等部にお子さんを通わせている保護者で約30,000人分もの署名も集めておられます。その熱意と真摯さには頭が下がる思いです。

 この請願の趣旨は、いま南串山分教室には高等部がないために、中等部を卒業したら、車で1時間半近くかかる島原市の本校の高等部まで通わなければならないために、通学の便利な南串山分教室に高等部を設置してもらいたいというものです。

 私たち議員からの指摘も手伝ってか、いま県教委も特別支援学校や普通校での特別支援学級の拡充には積極的に対応しています。
 離島に高等部を設置したり、本校の分教室の拡充を図ったり、教員の増員や支援体制の充実に向けた取り組みを、急ピッチでやっています。

 そうした中、県教委にも南串山の請願人の訴えは既に届いていましたが、期待には応えることができないままでいました。
 それは、高等部を開設する場合の生徒数が足らないということが壁となっているからです。

 保護者は一人でも開設を望む需要があれば、これに応えるべきだと主張します。
 しかし県教委は高等部を設ける以上、必要なカリキュラムを提供する体制を整えるとき、生徒が僅かな人数しかいない場合は学校として成り立たないと主張します。

 保護者の声に応えてあげたいというのが基本的に私たち議員の立ち位置です。
 しかし、県教委の考え方も理解できます。
 そこで、私は南串山分教室に余裕教室があれば、そこに高等部となる生徒に通学してもらい、その教室で本校からの教師による訪問教室を実施する。
 それも週5日きちんと実施する。
 こうしたことを提案しています。

 県教委・保護者ともに私の提案に一定の理解を示していることから、是非とも調整を図りながら提案内容の実現を図りたいと思います。

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