┃県議会の機能をいかに高めるか (平成23年8月掲載) |
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二元代表制といわれる議会ですが、これまでの議会の役割は理事者(執行部)が議会に付議する予算や条例やその他案件等を審査しその可否を決するということに終始してきました。
議会の政策形成機能を高め、条例の提案や政策等の決定過程で議会としての有用な働きをするということが求められながら、なかなかそうした取り組みができないままに、県民の信頼を十分に勝ち得ないといった実態にあったと思います。
ですから、議員定数や議員報酬の削減等が叫ばれてきたのではないかと思います。
こうしたことに甘んじていては負託をいただいた有権者の皆さんに申し訳がありませんし、何より議員としての職責を全うできず不完全燃焼で終わることは自らの使命を放棄するものです。
いまこうしたこれまでの実態についての反省を踏まえるとともに、これまでの県政の進め方では県民にとって必要な課題についての成果が、なかなか表れていないということもあって、自ら身を律するということも含めた県議会・県政改革特別委員会を作りました。
その委員長として、議会からの予算提案、政策・制度要求、政策等決定過程での議会の関与の仕組みづくり、議員提案による条例制定等に積極的に取組んでいく決意です。
勿論、定数等の削減も行います。
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