┃私立高校での普通学級U型の取り組み (平成23年8月掲載) |
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義務教育課程においては発達障害や知的障害のある子どもたちも普通学級の特別支援教室や普通教室で教育を受けることができます。
しかし、高校生になると県立の高等学校ではそうした制度を持たず、特別支援学校の高等部しかありません。
そのため、特別支援学校に行かなくても普通学校で教育を受けさせる普通学級U型という仕組みをつくっている県内の私立学校があります。
現在、県内でも長崎市内に1校あるだけのために、長崎市外からも保護者が住居を移しながら子どもを通わせているという実態にあります。
この公立がやっていない子どもたちのための教育には教師の加配や運営費など学校の負担は大きなものがあります。
現在、県において期限付きの一定の補助を出していますが、公立でやれない分を私学が担っているという現状からは恒久的な助成が必要ですし、また、卒業後の進路選択において就職しやすいような環境をつくってやることも大切です。
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