民主党 たかひら元 長崎県議会議員 高比良 元(たかひら はじめ)オフィシャルサイト 
プロフィール マニフェスト 県政リポート 活動トピックス メッセージ お知らせ ご意見・ご依頼 リンク集 活動記録
HOME メッセージ >> 県庁舎整備等特別委員会(長崎地区での県民の声を聞く会)での私の挨拶

県庁舎整備等特別委員会(長崎地区での県民の声を聞く会)での私の挨拶

 県庁舎整備等特別委員会では理事者が提示した新庁舎の整備構想について直接県民の意見を聞くため、県内8ヶ所で公聴会を順次実施していますが、8月22日は最も意見が寄せられるであろうことが予め想定されていた長崎市で開催しました。

安の状といっては何ですが、賛否の厳しい意見が交わされました。
反対の意見の中心は、移転した場合の市内中心小売業の衰退についての懸念、移転するとした場合の予定地である魚市跡地の防災上の懸念、県の財政問題等々であり、賛成意見の中心は、庁舎建設による経済波及効果、跡地の有効活用による都市再生への期待等々です。

予定時間を大幅に超過する議論でしたが、最後の締めくくりとして私がいつも総括の挨拶をすることになっていることから、激しい議論を受けて次のように挨拶しました。その概要です。

「まちづくりに、そして県政に関心の高い皆さんから、多様なご意見を賜りました。
説得力のある意見や十分斟酌しなければならない意見も多かったと思います。
この県民の意見を聞く会は2年前にも同様に行われていますが、この間ずっと議会では議論をしてきたわけであります。
ひとつの具体的なテ−マでこれ程時間をかけて議会で議論をしてきたのは他にはないと思いますが、それだけ通常の公共サ−ビスとは違う県庁舎という特殊性、しかもこれに多額の経費を要する、さらに長崎市の都市整備の問題もからんでいる。
だから慎重にならざるを得ない。
そうしたことから本日の声を聞く会を開催させていただいたわけであります。

しかし、本日の議論も含めてこれまでの議論でかなり論点は集約されてきたものと思います。
その論点を十分に練って収練させ、より多くの県民の皆様の理解を得られるような結論を導き出すことで我々委員会としてその責を果たしていきたいと思います。
現在の建物を毀すのであれば、それを建てたときのエネルギ−を上回るエネルギ−をかけなければ評価を勝ち得るものにはなりません。

しかし、今後整理される結論が局点ということはないでしょう。
そうであれば、少なくとも及第点をとらなければならない。
その及第点をとるためには、本日出された意見をひとつひとつしっかり咀嚼することだと思います。

経済情勢、財政見直し、他の政策課題への取り組みの進捗、更には長崎市の中心部の
都市ビジョンを含む大事な跡地対策等々、これらについて県民の皆さんがより納得の
いく方策を示し、かつ、明確な考え方を示すことであると思います。

そうしたことを十分詰めていく所存ですが、本日意見を言いたくても意見を述べられなかった人達はいろんなツ−ルを使って是非聞かせてもらうようお願いを申し上げ、本日の委員会の閉めといたします。」

以上ですが、私の言わんとするところはお解かりいただけると思います。
この県庁舎問題について関心の高い皆様には是非メ−ル等で私にもご意見をお寄せいただきますようお願いいたします。

メッセージトップへ戻る
たかひら元政務調査事務所
〒851-0402 長崎市晴海台町2-9 TEL/FAX 095-892-1825
Copyright © 2006-2012 TAKAHIRA HAJIME OFFICE All rights reserved.