民主党長崎県連の3度目の政治スク−ルを実施するにあたり日程や講義内容、講師等をどうするか協議する機会がありました。
この政治スク−ルは民主党の党勢拡大の一助にするとともに地方議員の数を増やすための候補者を確保するということにねらいがあります。
そうした趣旨で行われるものですが、実際の協議では講義内容に議論が集中する一方で、参加者の確保のための具体的な取り組みについてはなかなか意見が述べられません。
民主党県連は来年の統一自治体選挙では、県会議員については、県内各選挙区から候補者を擁立するとともに、長崎市選挙区や佐世保市選挙区のような複数擁立区でも候補者を増員するという方針を示しています。
そうであるなら、尚更この政治スク−ルには県内全選挙区から候補者たるにふさわしい人物を選定し参加を促す取り組みが前提とならなければ、何のためにするのか意義を失くしてしまう。
保守地盤が強い民主党議員の空白区では、いまそうした作業を必至でやらなければ勝てる候補者の実際の擁立は不可能といっても過言ではないと思います。
知事選でも参院選でも負けた民主党県連です。
衆議院選で勝利したのは遠い昔のこと。
いまや政権政党となった民主党には有権者の厳しい目が向けられており、来年の自治体選挙も厳しい状況の中で戦わなければならないという覚悟をもって、地に足のついた着実な取り組みこそが求められていると思います。
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