県立施設として開所し、現在、長崎県障害者福祉事業団が運営する身体障害者・児療護施設のつくも苑については、老朽化により県が建て替えるとしていましたが、その建設場所を巡って佐世保市俵ヶ浦半島の現在地か、佐世保市の市街地かで分かれる中、昨年九月定例県議会で、知事がある議員の一般質問に答弁する中、佐世保市街地への移転新築することを発表しまた。
しかしこのことについては県議会の意見を聴取することもなく、また、移転後の跡地活用策、とりわけ俵ヶ浦半島の住民との協議もないままに一方的な判断として批判がなされています。
同様に、県立図書館の再整備についても教育委員会は専門家等による検討委員会を立ち上げ、種々検討する中、建設場所については、おって議会に報告するとの答弁が私の委員会審議の中でなされました。
そうした一方的な進め方は許されないとの私の指摘に対し、答弁を撤回し、今後、議会の中でオ−プンな論議をすることになりましたが、ともすれば理事者の考え方だけで計画がコンフリ−トされることがないよう十分注視していかなればなりません。
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