この度、県庁舎整備特別委員会での論議を元に、県議会としては県庁舎整備に係わる知事への意見書を賛成多数で提出することになりました。
　内容は「今後県庁舎整備を検討するにあたって建設場所は長崎市の魚市跡地として基本を策定される」というものです。
　これについて明確に反対する議員は４名でした。
　私はマニュフェストにも掲げているとおり、財政問題、道州制の問題、現在地の取扱い、長崎市全体のグランドデザインの策定等の問題が整理されない中で県庁舎建設ありきの取り組みは凍結するという確固たる方針ですが、現在地での耐震改修を理由として上記意見書に反対すると今後の論議からしりぞけられてしまうことから、あくまで、「内々の検討作業の限りで魚市跡地を計画地とすることを認める」との条件のもと意見書提出に同意しました。
　知事はじめ理事者側の取り組みが大きく前進しているように把えられていますが、県庁舎整備の取り組み方が
　事実上決せられるのは、来年1月末の知事選の結果如何であることをご認識いただきたいと存じます。